経緯:「COSMERIA」サイトオープン当初にご利用を開始され、現在約半年が経過したところ。
成果:「口コミ」が溜まりはじめると、「COSMERIA」をご利用される前には注文が入ってこなかったマレーシア、タイ、ベトナムなどから注文が入るように。
今後のご予定:「COSMERIA」がベトナムでオープンを計画している実店舗における商品取り扱いや、「COSMERIA」が「SD export」と連携したECサイトへの展開を予定されている。
お客様の“美容と健康”に寄り添った「独自のドクターズアイテム」を開発・販売
弊社「株式会社エクセレントメディカル」は、「お客様の“美容と健康”に寄り添う会社」をコンセプトにクリニックや研究所と連携し、「天然由来」「安全性」「科学的根拠」の3要素にこだわった独自のドクターズコスメやサプリメントなどを開発・販売しています。
また、「美容整形クリニック」、「医療レーザー脱毛専門クリニック」、「からだメンテナンスを目的とした点滴センター」という3つのクリニックを展開し、多面的な美容医療を提供しています。
市場が頭打ちした日本を飛び出して、中国へ
弊社は9年ほど前から、代表がもともと皮膚科医をしていた関係で、「ドクターズコスメ」をメインに国内の一般消費者向けに展開してきました。
主力は国内のwebモールで、楽天・アマゾン・ポンパレほか約40のEC店舗を運営し、商品は自社開発商品40種ほか1万種以上登録しています。また、クリニックで流通している有名なドクターズコスメも一通り医療機関向けに販売しています。 しかしここ数年は、「市場が頭打ちした」というか、「国内ではこれ以上シェアを伸ばせないだろうな」と感じ始めていました。そして「その問題を解決するには海外に出るしかない!」というのが、弊社が海外展開を決断した一番の理由です。
アジアでも世界でも、「口コミ」がなければ売れない!
中国への進出は、2015年11月から。その時点では、中国ではまったく販促をしていませんでしたが、自社開発した「ドクターズコスメ」は、すべて安全性に加えて薬学的なデータが臨床試験で実証されている良質なものですし、扱っている他社商品も自信を持ってお届けできる品質のものばかりでしたから、「良さを分かってもらえればきっと売れるはず」、「それなら商品力を活かして海外に出ていきたい!」と考えていました。
とは言え、日本国内では信頼性が高い「ドクターズコスメ」の存在は、海外では知名度が低く、中国ではまったく知られていない状況でした。
そんな中、まずは中国のwebモールNo.1の「T-mall」(天猫、タオバオ)と、No2の「ジンドン」(JD.com、京東)に出店して商品を販売し始めたのですが、やっぱりなかなか売れない。なのに「口コミ」がある店では、値段が高くても同じ商品が売れている。
「口コミ」を武器に、次は東南アジアへ進出
しばらく中国で思うように売れない期間を体験し、それは残念なことだったのですが、逆に「商品の口コミは絶対に必要だ」ということを実感することができました。そんな時、アジアの口コミサイト「COSMERIA」と出合ったのです。
その頃、中国のwebモールには出店することが出来たものの、これから他の国でどうやって売っていけば良いかは漠然としており、販促のための一手を模索していました。
特に、弊社の商品は化粧品ですから、日本人と似た肌質を持つ黄色人種が暮らす東南アジア各国への展開を考えていました。そしてベトナム、タイ、シンガポール、マレーシアなどの国に進出したいものの、商品の情報を現地の人たちに向けて発信する方法が分かりませんでした。
現地の人の言葉でダイレクトに魅力が伝わるから、売れる!
「COSMERIA」の口コミを読んで特徴的だなと感じるのは、「正直に口コミを書いてくれる」ということですね。
海外進出する時、現地で暮らす人たちに向けて情報発信するためには、ただの翻訳ではなくその国ならではのニュアンスを盛り込んで翻訳する必要がありますが、「COSMERIA」なら現地の人たちが自分の言葉で「口コミ」してくれるので、現地の消費者に商品の情報がダイレクトに伝わって売り上げにつながるようです。
中でもベトナムからの注文は、弊社がこれから特に力を入れていきたい国のひとつですので、この結果は喜ばしい限りです!
今後の「COSMERIA」の展開は、海外進出したい中小企業にとって“鬼に金棒”
これからベトナムに実店舗の「COSMERIAショップ」をオープンされる予定で、海外のバイヤーが1万人以上登録する海外卸売サイト「SD export」との連携も予定されているということで、どちらもかなり期待しています! 実店舗に商品が並べばECサイトを利用しない人にも認知度が上がりますし、「口コミ」が連携したECサイトもある、卸もできるとなれば、まさに“鬼に金棒”でしょう。